幻辞.com

腫脹

しゅちょう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
swelling
文例 · 用例
則ち肉類や乳汁を、あんまりたくさんたべると、リウマチスや痛風や、悪性の腫脹や、いろいろいけない結果が起るから、その病気のいやなもの、又その病気の傾向のあるものは、この団結の中に入るのであります。
宮沢賢治 ビジテリアン大祭 青空文庫
氏郷に毒を飼ったのは三成の讒に本づくと、蒲生家の者は記しているが、氏郷は下血を患ったと同じ人が記し、面は黄に黒く、項頸の傍、肉少く、目の下|微し浮腫し、其後|腫脹弥甚しかったと記してある。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
顔は腫脹せる為め甚しき醜形を呈せり。
THE MURDERS IN THE RUE MORGUE 病院横町の殺人犯 青空文庫
家ダニは一名エロ虫と称せられ、身体の軟部を好みて喰いつくを以て、ところによりては痒み甚だしきあまり厖大に発熱|腫脹(?
海野十三 発明小僧 青空文庫
若し致死的の量が体内に入つたならば、暫くの間に腫脹は拡がり水泡を作り、皮膚は破れて大なる壊疽を生ずる。
小酒井不木 毒と迷信 青空文庫
髪の毛は段々と脱落ち、地体が黒い膚の色は蒼褪めて黄味さえ帯び、顔の腫脹に皮が釣れて耳の後で罅裂れ、そこに蛆が蠢き、脚は水腫に脹上り、脚絆の合目からぶよぶよの肉が大きく食出し、全身むくみ上って宛然小牛のよう。
ガールシン 四日間 青空文庫
しかし、その鬱血腫脹している脈管は、屍体の位置が異なったりするたびに、血胸血液が流動するので、それがため、一種物理的な影響をうけたのであろう。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
主に喉頭の病状は、癩性浸潤、結節で、随つて腫脹、潰瘍等を気道に生じ、呼吸困難に陥るのである。
北條民雄 続癩院記録 青空文庫