砲台
ほうだい
名詞頻度ランク #43549 · 青空 210 例
標準
(gun) battery
文例 · 用例
夕陽海に沈んで煙波|杳たる品川の湾に七砲台|朧なり。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
鶏冠山砲台を、土台ぐるみ、むくむくっとでんぐりがえす処の、爆破力を持ったダイナマイトの威力だから、大きくもあろうか?
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
私は日本が過去の栄華から、幻燈に似た流行を耽溺するプチ・ブルジョワの一群と、実生活から畸型的に形成されたブルジョワ末期の社会に発生したプロレタリア精神の出現を、繁雑な社会主義理論闘争から逃れて、私を信仰する一人の女性の涙とともに東京駅を離れて品川の砲台、横目で計算していた。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
翌朝、私は馬車でオスタ島の砲台附近の印度のイサックの別荘に招かれて、黒奴の紳士と会談するのであったが、でかけるときにアダは私に姿をちらとみせると故意に姿を隠してしまった。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
「砲台牌をよこせい!
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
さん/″\駄々をこねて砲台牌をくわえさして貰った真中のデボチンは、三分の一ほど吸った吸いがらを、俥から、傍の保安隊士の頭上に吐きすてた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
」 さきに、砲台牌を要求したデボチンは、足の鎖を鳴らし、縛られた自由のきかない手を、ぱたぱたやって、メリケン粉の皮に豚肉を入れて蒸した包子をほしがった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
彼女は、軍歌を唄い、包子をほしがり、砲台牌をねだったあの男のために悲しんでいた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
岬の高台には、かつて外敵からの防衛のために作られた砲台の跡が今も残っている。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
要塞の屋上に設置された巨大な砲台から、敵艦に向かって次々と火を噴いた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
野球の試合で、キャッチャーが強肩を生かして「人間砲台」の異名をとっていた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview