愚臣
ぐしん
名詞
標準
foolish retainer
文例 · 用例
――まずどうなるか、愚臣金吾にまかせてお置きなさいまし、金吾が追ってまいりました」 そうです。
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫
愚臣の観るところでは、荊州の劉表と、襄城(河南省・許昌西南)の張繍とは、ひそかに聯携して、あえて、朝廷にさえ不遜な態度を示しています。
— 臣道の巻 『三国志』 青空文庫
ベンゲットの他あやんは敲き殺しても死なへんぞ」 と、そこらじゅうにらみ倒すような眼をしたが、けれど、直ぐしんみりした声になると、「――しかし、言や言うもんの、〆さんよ、新太郎の奴と初枝はわいが殺したようなもんやなあ」 と、言った。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
「そんなら、マニラ行きの旅費に……」「知らん土地やなし、旅費はのうても、いざという時になったら、泳いででも行くわいな」 歯の抜けた顔で笑ったが、他吉はすぐしんみりして、「――それにこの金の中には、君枝が下足番をして貰た金もはいってるんや。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
」 と、〆団治の顔じゅう睨みまわしたが、けれど、直ぐしんみりして、「言や言うもんの、〆さんよ、婿の奴と初枝はわいが殺したようなもんやなア。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
」 と、眼をむいたが、けれど、すぐしんみりして、「この金の中には、君枝が下足番をして貰た金もはいっているんや。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
これだから、王子くんは、まっすぐ花をあいしていたけど、すぐしんじられなくなった。
— LE PETIT PRINCE 『あのときの王子くん』 青空文庫
俊亮はそのうしろ姿を見おくりながら、何か可笑しそうな、しかしいくぶん当惑したような表情をしていたが、その表情が消えると、すぐしんみりした調子で朝倉夫人に言った。
— 第四部 『次郎物語』 青空文庫
作例 · 標準
その愚臣は、主君の忠告に耳を傾けず、国を滅ぼした。
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物語の中では、たびたび愚臣の行動が悲劇を招く。
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彼は自らを愚臣と称し、常に謙虚な姿勢を崩さなかった。
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標準
I
作例 · 標準
愚臣ながら、この問題に対する私見を述べさせていただきます。
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主君への忠誠を誓う愚臣の言葉は、重く響いた。
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愚臣たる私がこのような大役を務めてもよろしいのでしょうか。
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