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顔料

がんりょう
名詞頻度ランク #29541 · 青空 67
1
標準
pigment
文例 · 用例
殊にその青いときは、まるで砒素をつかった下等の顔料[※2]のおもちゃじゃないか。
宮沢賢治 ガドルフの百合 青空文庫
※2 顔料=亜砒酸を使った、毒性の強いパリグリーン(エメラルドグリーン)を指す。
宮沢賢治 ガドルフの百合 青空文庫
北西離島のものは、皆、仏桑華や印度素馨の花輪を頭に付け、額と頬に朱黄色の顔料を塗り、手頸足頸腕などに椰子の若芽を捲き付け、同じく椰子の若芽で作った腰簑を揺すぶりながら踊るのである。
――ミクロネシヤ巡島記抄―― 環礁 青空文庫
青や朱や黄の顔料の色の美しいあざやかさと、古雅な素朴な筆致とは思いのほかのものであった。
寺田寅彦 旅日記から(明治四十二年) 青空文庫
階下から妻の声が聞こえましたが、すぐには上がってこれないはずなので、素早く服を脱いで、乞食のものを身につけ、顔料と鬘をつけました。
THE MAN WITH THE TWISTED LIP 唇のねじれた男 青空文庫
いずれにしても半七の意見に付いて、まずその髪の毛を鑑定させることになって、ある蘭法医のところへ送って検査させると、それは日本人の毛髪を薬剤や顔料で染めたものではないらしい。
異人の首 半七捕物帳 青空文庫
地は黒じゆすで顔料は油絵具のホワイトを少しクリーム色に殺して使い、筆は細い日本筆を用いた。
伊丹万作 わが妻の記 青空文庫
文晁は抽斎が師友を以て遇していた年長者で、抽斎は平素|画を鑑賞することについては、なにくれとなく教を乞い、また古器物や本艸の参考に供すべき動植物を図するために、筆の使方、顔料の解方などを指図してもらった。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
作例 · 標準
「この青色、すごく鮮やかだね」「天然の鉱石を砕いて作った高価な顔料を使っているんだよ」
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染料は水に溶けて繊維を染めるが、顔料は粒子のまま表面に固着して発色するのが特徴だ。
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古代の壁画には、赤土や炭を顔料として描かれた躍動感あふれる動物たちが残っている。
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2
標準
paint
作例 · 標準
「あ、その絵具は耐光性に優れた無機顔料を使っているから、数十年経っても色褪せないんだ」
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自動車の塗装には、見る角度によって色が変化する特殊な顔料が配合されている。
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油絵具の奥深い色合いは、何層にも塗り重ねられた顔料の粒子が光を複雑に反射することで生まれる。
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ウィキペディア

顔料(がんりょう、pigment)は、着色に用いる粉末で水や油に不溶のものの総称。 着色に用いる粉末で水や油に溶けるものは染料と呼ばれる。

出典: 顔料 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0