布地
ぬのじ
名詞頻度ランク #31548 · 青空 251 例
標準
fabric
文例 · 用例
今の錦紗のやや軽薄めいた技巧的感触や西陣お召の厳粛性のやうな感じとは全然ちがふもつと、ち、り、め、ん、といふなまめかしさ、いとしさ、やるせなさ、優しさの含んだ純粋絹をねりにねつてしなとこくとをつけた布地でした。
— 岡本かの子 『縮緬のこころ』 青空文庫
」ばあさんは、布地を二本の指さきでしごいてみた。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
」 お里は、よく物を見てから借りて来たのであろう反物を、再び彼の枕頭に拡げて縞柄を見たり、示指と拇指で布地をたしかめたりした。
— 黒島傳治 『窃む女』 青空文庫
番頭のところには五六人も客が立てかけて値切ったり、布地をたしかめたりしている。
— 黒島傳治 『窃む女』 青空文庫
着物の布地は麻であった。
— 太宰治 『葉』 青空文庫
茶色のどつしりした布地であつた。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
こだわるといっても、私は自分の野暮ったさを、事ある毎に、いやになるほど知らされているのであるから、あれを着たい、この古代の布地で羽織を仕立させたい等の、粋な慾望は一度も起した事が無い。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
十年間、倉庫に寝かせたままで置いているうちに、布地が奇怪に変色している。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
作例 · 標準
この服は上質な布地で作られている。
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彼女は新しいカーテンのために、美しい布地を選んだ。
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布地の種類によって、服の印象は大きく変わる。
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