習性
しゅうせい
名詞頻度ランク #18634 · 青空 473 例
標準
habit
文例 · 用例
けれどもこれは、小説家について全く知らない私が、一般の習性となつてる小説家的本能(觀察本能)を、たまたま初見の谷崎君や芥川君について邪解したものにすぎなかつたのだ。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
ただ態度が、職業的に習性となつてるその小説家的態度が、ある冷酷な――酒に醉はない――觀察本能を、我々ちがつた世界の人間に印象させるにすぎないのだ。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
勿論それは余りお菓子の欲しくない人が駄菓子の方が寧ろ美味い、といふ時のやうなふうにして発生した通念と見えるが、それにしても、一応の由来はあると思へるので、一寸その事に就いて云つてみれば、 西洋人の方が、我々よりも尠くも形の上では楽天的である、従つて即興的であるよりも構成を怡しむ習性を一層持つてゐる。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
状態の説明を、意志への指唆と取違へるといふことは、屡々人間脳膸の犯す習性的誤謬である。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
(尤も、その習性たるや、根本的なもので、純粋持続の完全表現は絶対に不可能だといふことに由来してゐる。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
これを治療するにはやはり余裕のある人を模倣する事によって習性を改める外はない」と論じている。
— 寺田寅彦 『電車と風呂』 青空文庫
豚とその習性に興味があった。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
今後の戦争科学者はありとあらゆる動物の習性を研究するのが急務ではないかという気がして来る。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
作例 · 標準
彼は嘘をつくときに、決まって右の眉を少しだけ上げるという奇妙な習性がある。
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一度身についてしまった生活の習性は、たとえそれが体に悪いと分かっていても簡単には変えられない。
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「あら、またペンを回してるわよ」と、妻は私の長年の習性を指摘して苦笑いした。
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標準
behavior
作例 · 標準
冬眠を前にしたクマの習性を研究するために、山中にセンサー付きのカメラを多数設置した。
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この種類の昆虫には、強い光に集まってくるという習性があり、夜の街灯の下でよく見かけられる。
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鮭が生まれ育った川を忘れることなく遡上してくる習性は、生命の神秘を感じさせる。
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