本能
ほんのう
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #7119 · 青空 3908 例
標準
instinct
文例 · 用例
一種の率直な果敢性をもつ、本能的なその芸術は、その暫く後にいたつて、人々が意志と探究との結果、漸く得た新風を、サツサとやりおほせてゐるのであつた。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
けれども新聞を見る迄もなく、ある本能の異常な直覺が、變事の疑ひ得ないことを斷定させた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
私の中の最も微妙な本能は、頑として彼の詩人でないことを、したがつて彼の作品の不滿であることを主張した。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
芥川君に對する時、いつも自分はさうした不快さ――觀察されるものの不快さ――を、本能の微妙な隅に直感した。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
けれどもこれは、小説家について全く知らない私が、一般の習性となつてる小説家的本能(觀察本能)を、たまたま初見の谷崎君や芥川君について邪解したものにすぎなかつたのだ。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
ただ態度が、職業的に習性となつてるその小説家的態度が、ある冷酷な――酒に醉はない――觀察本能を、我々ちがつた世界の人間に印象させるにすぎないのだ。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
彼は常識的な人物でありながら、どこにか驚くべく超常識的な、アナアキスチックの本能感をかくしてゐる。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
室生犀星君の如く、感情の趣くままに自由な本能的行動をしたいこと。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
作例 · 標準
動物は本能に従って行動する。
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危険を察知すると、人間は本能的に身を守ろうとする。
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母親の本能が、子供を危険から守るために働いた。
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