秋声
しゅうせい
名詞
標準
sound of the autumn wind
文例 · 用例
このほか、徳田秋声、広津柳浪、小栗風葉、三島霜川、泉鏡花、川上眉山、江見水蔭、小杉天外、饗庭篁村、松居松葉、須藤南翠、村井弦斎、戸川残花、遅塚麗水、福地桜痴等は日露戦争、又は、日清戦争に際して、いわゆる「際物的」に戦争小説が流行したとき、それぞれ、こぞって動員されている。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
広津柳浪、小栗風葉、三島霜川、徳田秋声、川上眉山、柳川春葉等も戦争小説を書いた。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
それは、後の自然主義運動に於いて作家としての生長を示した徳田秋声の、この時の作品「通訳官」を見ても、また、小栗風葉の「決死兵」、広津柳浪の「天下一品」、泉鏡花の「外国軍事通信員」等を見ても、その水っぽさと、空想でこしらえあげたあとはかくすべくもない。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
二日置いて九日の日記にも「風強く秋声|野にみつ、浮雲変幻たり」とある。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
僕は読売新聞に連載をはじめてから秋声の「縮図」を読んだ。
— 織田作之助 『文学的饒舌』 青空文庫
すくなくとも秋声の叫ばぬスタイル、誇張のない態度は、僕ら若い世代にとってかなわぬものの一つだ。
— 織田作之助 『文学的饒舌』 青空文庫
例えば藤村先生の文学、徳田秋声先生の文学、志賀直哉さんの文学などは、日本的な小説伝統の限りでは、立派なものであり、最高のものでありましょうが、しかし、われわれ近代小説への道に苦労している若い作家にとって、これらの文学伝統は、いったいいかなるプラス的影響を与えてくれるでしょうか。
— 織田作之助 『猫と杓子について』 青空文庫
しかし、この人たちの辿りついた道から出発して、第二の藤村、第二の秋声、第二の志賀直哉を作ることは、もはや今日無必要な努力であります。
— 織田作之助 『猫と杓子について』 青空文庫
作例 · 標準
窓の外から聞こえる物悲しい秋声に、ふと過ぎ去った賑やかな夏の日々を想い、少し寂しくなった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
枯れ葉が舞う音とともに山里に秋声が響き渡り、いよいよ冬が近いことを予感させる季節となった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
秋声を聞きながら、静かな縁側で熱いお茶を啜る時間は、彼にとって何よりの贅沢だった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview