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僧形

そうぎょう
名詞
1
標準
the form of a Buddhist priest
文例 · 用例
――その軒の土間に、背後むきに蹲んだ僧形のものがある。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
(定重は奧へゆかんとする時、奧より佐々木高綱は頭髻を切りたる有髮の僧形
岡本綺堂 佐々木高綱 青空文庫
まさかとは思う……ことにその言った通り人恋しい折からなり、対手の僧形にも何分か気が許されて、(御坊、御坊。
泉鏡花 朱日記 青空文庫
」 などと生意気なこと言つて、煙草をふかし、そのうちに、友人は、ふと、「おや、あの僧形のものは、なんだね?
太宰治 富嶽百景 青空文庫
ちやうど心の清い尼さんが僧形をした貪婪の惡魔の前にゐるかと思はれるのである。
木下杢太郎 少年の死 青空文庫
僧形に見えた有りたけの人数は、其も是も同じやうな案山子の数々。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
襟の合せ目から燃えるような緋無垢の肌着をちらと覗かせ、卵色の縮緬の着物に呉絽の羽織、雲斎織の袋足袋、大脇差、――ざっとこういう伊達な服装の不良紳士たちが沢山さまようという色町の通りに、僧形の二人がぶらぶら歩く姿は余程、異様なものであったろうと思います。
岡本かの子 茶屋知らず物語 青空文庫
なにしろ流沙河で最も深い谷底で、上からの光もほとんど射して来ない有様ゆえ、悟浄も眼の慣れるまでは見定めにくかったが、やがて、薄暗い底の台の上に結跏趺坐したまま睡っている僧形がぼんやり目前に浮かび上がってきた。
中島敦 悟浄出世 青空文庫
作例 · 標準
古い寺院の宝物殿には、静かな僧形の木像が安置されていた。
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その俳優は、役作りのために剃髪し、僧形となった。
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彼女は、修行僧の僧形を写実的に描いた絵に感銘を受けた。
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