袈裟
けさ
名詞頻度ランク #38988 · 青空 875 例
標準
kasaya
文例 · 用例
あゝもうよさう、片附いたのは夕刻だが、それまで絶えずお説教であつたと、いくら云つたつて同じことだし、それらのお説教をたゞたゞ列挙してゐた日には、退屈なために遂には僕の方が少々大袈裟だと思はれまいものでもない。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
あたしたちだって、はたから見るほど楽じゃないんだよ」 私は、つとめて大袈裟に噴きだして見せた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
ううむ、ううむ、と大袈裟に唸りながら、めちや苦茶に鎌を振りまはして、時々、あいたたたた、などと聞えよがしの悲鳴を擧げ、ただもう自分がこのやうに苦心慘憺してゐるといふところを兎に見てもらひたげの樣子で、縱横無盡に荒れ狂ふ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
どうも、私の文章の vocabulary は大袈裟なものばかりで、それゆゑ、人にも反撥を感じさせる樣子であるが、どうも私は、「北方の百姓」の血をたつぷり受けてゐるので、「高いのは地聲」といふ宿命を持つてゐるらしく、その點に就いては、無用の警戒心は不要にしてもらひたい。
— 太宰治 『義務』 青空文庫
」などと言へば、少し大袈裟で、中學生のセンチメンタルな露惡趣味になつてしまふが、私が旅に出て風景にも人情にも、あまり動かされたことのないのは、その土地の人間の生活が、すぐに、わかつてしまふからであらう。
— 太宰治 『貪婪禍』 青空文庫
大袈裟に来やがったな。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
それを海山遠く取入れた話をするなんて、あんまり大袈裟だぞ。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
T「それとも 斜めの袈裟がけか?
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
作例 · 標準
お坊さんが袈裟をまとって読経している。
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色鮮やかな袈裟は、見る者を魅了する。
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彼は法事のために、新しい袈裟を仕立てた。
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標準
wearing an article of clothing in the same manner as a kasaya (i.e. draped over one shoulder)
作例 · 標準
彼女はショールを袈裟のように肩に掛けた。
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和服を袈裟にまとうと、粋な雰囲気が出る。
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あの役者は、舞台上で着物を袈裟に崩していた。
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ウィキペディア
袈裟(けさ)とは仏教の僧侶が身につける布状の衣装のことである。梵語で「壊色・混濁色」を意味するカーシャーヤ を音訳したもの。糞掃衣 、福田衣 、法衣 ともいう。
出典: 袈裟 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0