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俗体

ぞくたい
名詞
1
標準
appearance of a layperson (as opposed to a Buddhist priest)
文例 · 用例
すなはち此灰を仏像に納めて三界の万霊と共に供養し、自身は俗体となつて、此家に婿となり、勝果を万代に胎さむと欲す。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
「細み」を出す西行風の人があつても、僧侶の歌を見る態度で鑑賞したから、内容のわびしさだけが訣つて、其しらべは寺家流の平俗体と感ぜられたであらう。
後期王朝文学史 女房文学から隠者文学へ 青空文庫
前のは背の低い網代笠をいただいた小坊主と覚しく、後ろのは天蓋をかぶって、着物は普通の俗体をしている男のようです。
小名路の巻 大菩薩峠 青空文庫
その他既に俗体になっているもののうちにも、同じ流れのもの多かるべきは云うまでもない。
喜田貞吉 賤民概説 青空文庫
其末に御影堂扇折、九品寺の茶筅売等、俗体にて衣を着する類、平人よりは一等軽き者なれば、鉦打・鉦扣等又其下にも置くべき者にて、百姓とは縁組等も不致、別物に立置事也。
喜田貞吉 俗法師考 青空文庫
和漢古典のあらゆる文辞は『鶉衣』を織成す緯となり元禄以後の俗体はその経をなしこれを彩るに也有一家の文藻と独自の奇才とを以てす。
永井荷風 雨瀟瀟 青空文庫
ちょうどその時分、やはり俗体のままのお稚児で、奥向きのお給仕を勤めておられた衆のなかに、松王丸という方がございました。
神西清 雪の宿り 青空文庫
ちやうどその時分、やはり俗体のままのお稚児で、奥向きのお給仕を勤めてをられた衆のなかに、松王丸といふ方がございました。
神西清 雪の宿り 青空文庫
作例 · 標準
お坊さんが俗体で街を歩いていると、誰も彼だと気づかなかった。
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修業を終え俗体に戻った彼は、以前と変わらぬ笑顔を見せた。
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俗体で過ごす時間も、彼にとっては大切な修行の一部だった。
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2
標準
unrefined appearance
作例 · 標準
あの派手な装飾は、どこか俗体で品がない。
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彼の作品は技術は高いが、デザインが俗体だと言われることもあった。
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俗体な服装で式典に出席するのは、ふさわしくない。
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