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法衣

ほうい異読 ほうえ
名詞名詞-の形容詞
1
標準
vestment
文例 · 用例
紫綾の大法衣、      逆光線に流れしめ、六道いまは分るらん、   あるじの徳を讃へけり。
宮沢賢治 文語詩稿 五十篇 青空文庫
)(いえ、)(いえじゃあござんせぬ、それ、それ、お法衣の袖が浸るではありませんか、)というと突然背後から帯に手をかけて、身悶をして縮むのを、邪慳らしくすっぱり脱いで取った。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
しかも婦人の前、蝸牛が城を明け渡したようで、口を利くさえ、まして手足のあがきも出来ず、背中を円くして、膝を合せて、縮かまると、婦人は脱がした法衣を傍らの枝へふわりとかけた。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
(どうかなさいましたか、)もうちゃんと法衣を着たから気丈夫に尋ねる。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
キッキッというて奇声を放った、件の小坊主はそのまま後飛びにまた宙を飛んで、今まで法衣をかけておいた、枝の尖へ長い手で釣し下ったと思うと、くるりと釣瓶覆に上へ乗って、それなりさらさらと木登をしたのは、何と猿じゃあるまいか。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
脊高く、霧と同鼠の薄い法衣のようなものを絡って、向の岸からひらひらと。
泉鏡花 木精(三尺角拾遺) 青空文庫
」 白皙蒲柳の質に似ず、越中国立山、剣ヶ|峰の雪を、先頭第四十|何人目かに手鈎に掛けた、登山においては、江戸の消防夫ほどの侠勢のある、この博士の言を信ずると、成程、夕立雲が立籠めたのでもなさゝうで、山嶽の趣きは墨染の法衣を襲ねて、肩に紫の濃い袈裟した、大聖僧の態がないでもない。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
住持といっても木綿の法衣に襷を掛けて芋畑麦畑で肥柄杓を振廻すような気の置けない奴、それとその弟子の二歳坊主がおるきりだから、日に二十銭か三十銭も出したら寺へ泊めてもくれるだろう。
幸田露伴 観画談 青空文庫
作例 · 標準
修道士たちは、厳かな儀式の間、法衣を身につけていた。
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日本の仏僧の法衣は、宗派や位階によって色や形が異なる。
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歴史ドラマで、古代の僧侶が身につけていた美しい法衣に目を奪われた。
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