精悍
せいかん
形容動詞名詞頻度ランク #40198 · 青空 340 例
標準
virile
文例 · 用例
日焼けした精悍な顔になっていた。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
その後で立った人は、短い顔と多角的な顎骨とに精悍の気を溢らせて、身振り交じりに前の人の説を駁しているようであった。
— 寺田寅彦 『議会の印象』 青空文庫
渋色をした小さな身体が精悍の気ではち切れそうに見えた。
— 寺田寅彦 『蜂が団子をこしらえる話』 青空文庫
カルネラは昔の力士の大砲を思い出させるような偉大な体躯となんとなく鈍重な表情の持ち主であり、ベーアはこれに比べると小さいが、鋼鉄のような弾性と剛性を備えた肉体全体に精悍で隼のような気魄のひらめきが見える。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
主人は小柄の精悍な体つきで太い金鎖など帯に絡ませ、色の黒い顔に、陰険そうな目が光っており、銀子は桂庵の家で初めて見た時から、受けた印象はよくなかった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
」「そうでしょうとも、あなたには、何処か精悍な歯があるわ。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
硬い老幹と、精悍な痩せた枝の緊密な組み合せは、鋼鉄と鋳鉄を混ぜ合せて作つた廊門を想はせる。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
精悍無比の表情を装い、斬人斬馬の身ぶりを示して居るペテロは誰。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
作例 · 標準
彼は日焼けした肌に鋭い眼光を湛えた、いかにも精悍な顔立ちの若者だった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
厳しい訓練を経て、新兵たちの表情にはかつてのあどけなさはなく、精悍な雰囲気が漂っていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
その野生の狼は、精悍な体つきで森の奥へと音もなく消えていった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview