揉め事
もめごと
名詞頻度ランク #42997 · 青空 21 例
標準
quarrel
文例 · 用例
數年前、地主小作間の揉め事が最も頻繁だつたその地方で、土地の値段が下る一方だつた時、狼狽した地主の間には土地を賣りに出すものが出て、それを伊貝は買つたのだつた。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
……行ってみると漁場の争奪、漁師の喧嘩、発動機船|底曳網の横暴取締り、魚市場の揉め事、税金の陳情なぞ、あらん限りのイザコザを持ち掛けて来る上に、序だからというので子供の名附親から、嫁取り、婿取りの相談、養子の橋渡し、船の命名進水式、金比羅様、恵比須様の御勧請に到るまで、押すな押すなで殺到して来る。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
俺は暇で/\仕樣がないんだが、そんな揉め事には首を突つ込み度くないよ」「成程ね」 平次の潔癖の前に、八五郎は一應承服しました。
— 神隱し 『錢形平次捕物控』 青空文庫
多分、山の中で箱を叩き割って焼き捨てた上、中味だけ他の物と紛れるように、小さい荷物にして江戸へでも送り込んだことだろう」「――」「一万二千両は何処へ隠したかわからないが、近江屋半兵衛が殺されたところを見ると、残る四人の悪者に仲間割れか、揉め事があったのだろう。
— 怪盗系図 『銭形平次捕物控』 青空文庫
「歸るよ、武家の揉め事は、矢張り俺の性に合はないらしい」 平次はそんな事を言ひ乍ら、永代橋の欄干に凭れて、ゆら/\と搖れてゐる、春の水を眺めて居りました。
— 邪戀の償ひ 『錢形平次捕物控』 青空文庫
相手は誰であらうと、路地うちの揉め事は、物見高い近所の手前も放つては置けなかつたのです。
— 鬼女 『錢形平次捕物控』 青空文庫
行違ひは去年のお祭の揉め事からで――」 兼松と寅吉と仲の惡いのは、同じ音羽の物持で、兩雄並び立たぬ爲だつたでせう。
— 活き佛 『錢形平次捕物控』 青空文庫
行違いは去年のお祭りの揉め事からで――」 兼松と寅吉と仲の悪いのは、同じ音羽の物持で、両雄並び立たぬためだったでしょう。
— 活き仏 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
「親戚が集まると、遺産相続の揉め事が絶えない。」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「職場での揉め事に巻き込まれるのは、もう御免だ。」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「近隣住民との揉め事を避けるために、防音対策を徹底した。」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview