蔵版
ぞうはん
名詞
標準
copyright
文例 · 用例
それは「開成学校御構内辻(新次)後藤(謙吉)両氏蔵版遠近新聞第五号、明治二年四月十日|発兌」の冊中にある。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
御蔵版に御座候而又も可被下旨、別而雀躍仕候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
元文板には「朝鮮海印蔵版、近古罹兵燹而散亡」と云つてあるが、徳富蘇峰さんの語る所に従へば、麗蔵は今猶完存してゐて、慧琳の音義も亦其中にあるさうである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
行って見ると、京都の五条家からは奉納の翠簾が来てる、平田家からは蔵版書物の板木を馬に幾|駄というほど寄贈して来てるというにぎやかさサ。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
」 これが明治四十年四月出版の「東京案内」に現はれる公文書風の説明ながらこの本は東京市役所の蔵版ものだ。
— 木村荘八 『両国界隈』 青空文庫
それは彼女自身の蔵版とみえ、袋に「うきよぶし家元、石田美代事 初代 橘之助」と紫色のスタンプインクが押してあり、内容な年少断髪の高座姿(圓朝賛、圓橘画)とやや老けている時代と、そうして晩年に近いあの姿とである。
— 正岡容 『随筆 寄席囃子』 青空文庫
それに拠ったらしい道元伝が永平寺蔵版の道元全集巻頭に付せられているところを見ると、この宗派の高僧たちも宗祖に対するかくのごとき侮辱を寛容するほどに悟りを開いているらしい。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
日本の大乗仏教は支那から来たせいで、蔵経も梵語(古代印度語)の原典の漢訳であるのはやむをえないが、宋版、元版、明版、竜蔵版とかれこれ読みあわせてみると、随所に章句の異同や遺漏があって疏通をさまたげるところへ、天海版、黄檗版、卍蔵版などの新訳が入ってきたので、いっそう混雑がひどくなった。
— 久生十蘭 『新西遊記』 青空文庫
作例 · 標準
この書籍の蔵版権は、出版社が所有している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
著作権(蔵版)を侵害する行為は、法的に罰せられる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼の作品は、多くの国で蔵版登録されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite