関手
かんしゅ
名詞
標準
functor
文例 · 用例
」 見物にまぎれこんでいた機関手は、その時、ほっと吐息をするように、彼を待っている汽車の方へ馳け出した。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
まるで、機関手がその娘さんの乗るのを待つてゐたやうに思はれた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
機関手は驚いて急停車してその青年を叱りつけた。
— 田中貢太郎 『妖女の舞踏する踏切』 青空文庫
又野は皆から勧められて渋々角力に出場したが、懸賞附の五人抜にはどうしても出なかったので、賞金は柔道の出来る構内機関手の手に落ちた。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫
この車を引っぱる電気機関車がまた実に簡単で愉快なものである、大きな踏み台か、小さな地蔵堂のような格好をした鉄箱の中に機関手が収まっている。
— 寺田寅彦 『軽井沢』 青空文庫
終列車の機関車には、大抵、若い機関手が乗って来た。
— 佐左木俊郎 『機関車』 青空文庫
それは若い独身の機関手達の希望からであった。
— 佐左木俊郎 『機関車』 青空文庫
二 吉田は終列車組の若い機関手であった。
— 佐左木俊郎 『機関車』 青空文庫
作例 · 標準
今日の圏論のゼミでは、異なる圏の間の構造を保存する随伴関手の性質について議論した。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
「この関手が左完全であるという条件を使えば、求めている完全系列が導き出せるはずだ」
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
自己関手を用いた再帰的な型定義は、モダンな関数型言語において極めて重要な役割を果たす。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
加群の圏からベクトルの圏への忘却関手を考えることで、代数的構造の本質を抽出できる。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア
圏論における関手 は、圏から圏への構造と両立する対応付けである。関手によって一つの数学体系から別の体系への組織的な対応が定式化される。関手は「圏の圏」における射と考えることもできる。
出典: 関手 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0