官選
かんせん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
government-appointed
文例 · 用例
俺が承知してくれれば、院長へ交渉して官選弁護の辞令を出させると云ふのであつた。
— 平出修 『畜生道』 青空文庫
其後海城が官選されたと聞いたとき、やつはたうとう断り切れなかつた。
— 平出修 『畜生道』 青空文庫
「わたくしは最後に『閲微草堂筆記』を受持つことになりましたが、これは前の『子不語』にまさる大物で、作者は観奕道人と署名してありますが、実は清の紀は号を暁嵐といい、乾隆時代の進士で、協弁大学士に進み、官選の四庫全書を作る時には編集総裁に挙げられ、学者として、詩人として知られて居ります。
— 閲微草堂筆記(清) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
店の親方も、そんなことで警察へ引っぱられてからは、まるでつッぱなしてしまうし、被告のために有利な証言をしてくれるのは、官選の弁護士一人きりなんです。
— 大阪圭吉 『あやつり裁判』 青空文庫
ところが、この官選弁護士ってのが、そう云っちゃアなんですが、ひどく事務的でしてね、どうも、洗濯屋の立場が危っかしくなって来たんです。
— 大阪圭吉 『あやつり裁判』 青空文庫
A bas l'avocat officiel !(くたばっちゃい官選弁護士の野郎) というのが二つ三つある。
— 大杉栄 『日本脱出記』 青空文庫
NHK(日本放送協会)では、一九四七年四月の地方長官選挙にはじまる各種の選挙に対して全国四五局のマイクを解放して前年の総選挙同様各候補者の政見発表を放送した。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
あの記事を精読してくれて、私の自白心理に就いて疑問を起してくれた少数の頭のいい読者と、わざわざ私のために係官の許可を得て、この紙と鉛筆とを差し入れてくれた官選の弁護士君へ、ホンの置土産のつもりで書いているのだ。
— 夢野久作 『冗談に殺す』 青空文庫
作例 · 標準
「地方自治の歴史を辿ると、かつての知事は民選ではなく官選による任命制だった時期がある。」
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「今回の委員会には、公正な判断を下すために官選の理事が数名加わることが決定した。」
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「明治政府は、近代国家への脱皮を急ぐために官選の官吏を全国に派遣して改革を推し進めた。」
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