無視
むし
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #2115 · 青空 2391 例
標準
disregarding
文例 · 用例
) 右に云ふことは然し、何も努力を無視する意ではない。
— 中原中也 『山羊の言』 青空文庫
――芸術といふものが、卑近な意味では、屡々女性的なものだとせられ、甚だしくは論理を無視する処から発生するとさへ考へられるにも拘らず、実は、芸術くらゐ論理的な謂はゞ男性的な性格と環境とを必要とするものはないやうに思はれる。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
或る時彼は書いてゐる芸術は私を知らないし、私の方でも芸術を見知つてをらぬ 又、或る時には、彼はもう一寸で芸術家だつた彼はもう少しのことで詩人であつたその人間的な足跡のほかに…… それに彼は修辞的な法則を無視してゐるので、人々は彼の自嘲をそのまゝ信じた。
— 中原中也 『トリスタン・コルビエールを紹介す』 青空文庫
人類は、あんまり孤独の内包性を無視して来たのだと思ふ。
— 中原中也 『深夜の峠にて』 青空文庫
大学を卒業して雑誌社に勤務するようになってからも同じ事で、大隅君は皆に敬遠せられ、意地の悪い二、三の同僚は、大隅君の博識を全く無視して、ほとんど筋肉労働に類した仕事などを押しつける始末なので、大隅君は憤然、職を辞した。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
といつてこれは現実を無視してゐるといふのではない。
— 中原中也 『高橋新吉論』 青空文庫
俳壇のいわゆる俳人たちは、彼らの宗匠的主観に偏して、常に俳句を形態上のレトリックでのみ皮相な手法的技巧観で鑑賞するため、句が詩情している本質のポエジイと、その背後にある主観の貫ぬく哲学とを、ややもすれば閑却無視することになるのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
俳味を無視した単なる写生や客観描写を、俳句の本質と思つてる人々ほど、詩を知らない似而非俳人はないであらう。
— 萩原朔太郎 『冬の情緒』 青空文庫
作例 · 標準
廊下で挨拶をしたのに、彼女に完全に無視されてショックを受けた。
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赤信号を無視して突っ込んできた車に、危うく撥ねられるところだった。
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どんなに反対意見が出ても、社長はそれらを無視してプロジェクトを強行した。
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