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名訳

めいやく
名詞
1
標準
excellent translation
文例 · 用例
しかもこれが語学者として名声の高い宮森氏の訳であり、内外共に最近の「名訳」として好評されてるのを見ては、いよいよ以て詩の翻訳の不可能性を痛感する次第である。
萩原朔太郎 詩の翻訳について 青空文庫
即ち例へば、ポオの翻訳に於けるボードレエルの場合であつて、これが即ち「名訳」である。
萩原朔太郎 詩の翻訳について 青空文庫
そしてすべて名訳は、それ自ら翻訳者の創作であり、正しく翻案に外ならないのだ。
萩原朔太郎 詩の翻訳について 青空文庫
そしてまた、その故にこそ「名訳」なのだ。
萩原朔太郎 詩の翻訳について 青空文庫
家庭円満、妻子と共に、おしるこ万才を叫んで、ボオドレエルの紹介文をしたためる滅茶もさることながら、また、原文で読まなければ味がわからぬと言って自身の名訳を誇って売るという矛盾も、さることながら、どだい、君たちには「詩」が、まるでわかっていないようだ。
太宰治 如是我聞 青空文庫
このひとには「小公子」の名訳がある。
宮本百合子 手づくりながら 青空文庫
戦前、ヴァレリーの「ドガに就て」を訳して、名訳といわれた吉田健一という名を思いおこすと、こんにちの「英国の文学」だの、父親の代弁として、ユーモアのないところに思想はなく、だから文学はないという風なくちのききかたも、何となく中間小説作家流の|本来の人生の姿を語っているようでもある。
宮本百合子 五〇年代の文学とそこにある問題 青空文庫
デ・クインシイが倫敦で餓死しかけた時、彼を救ったのは少女の淫売婦であったことは僕の名訳『阿片溺愛者の告白』を読んだ諸者はつとに御存知のはずだが、僕が千束町流浪時代に僕に酒を呑ましてくれたり、飯を食わしてくれたり、小遣い銭をくれたりしたのは、やはり私娼やバク徒やその他異体の知れぬ人達であったのだ。
辻潤 ふもれすく 青空文庫
作例 · 標準
この小説の日本語版は、原文のニュアンスをよく捉えた名訳だ。
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彼の詩は、多くの言語で名訳されている。
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その古典文学は、彼の名訳によって現代でも多くの人に読まれている。
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