雑踏
ざっとう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞名詞-の形容詞頻度ランク #27140 · 青空 281 例
標準
hustle and bustle
文例 · 用例
四馬路の雑踏のなかで支那人の労働者が過激の渡説を始めたが忽ち警吏のために捕縛されてしまった。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
奥に松山を控えているだけこの港の繁盛は格別で、分けても朝は魚市が立つので魚市場の近傍の雑踏は非常なものであった。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
大空は名残なく晴れて朝日|麗かに輝き、光る物には反射を与え、色あるものには光を添えて雑踏の光景をさらに殷々しくしていた。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
僕はほとんど自己をわすれてこの雑踏の中をぶらぶらと歩き、やや物静かなる街の一端に出た。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
乗る客、下りる客の雑踏の間をわれら大股に歩みて立ち去り、停車場より波止場まで、波止場より南洋丸まで二人|一言も交えざりき。
— 国木田独歩 『おとずれ』 青空文庫
夕暮近いので、街はひとしおの雑踏を極め、鉄道馬車の往来、人車の東西に駈けぬける車輪の音、途を急ぐ人足の響きなど、あたりは騒然紛然としていた。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
生きてゐた時に、これが食堂の雑踏の中に、坐つてゐたこともある、みつばのおしたしを食つたこともある、と思へばなんとも可笑しい。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
其雑踏を掻き分けて、ぬっと顔を出したのは彼のお杉|婆であった。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
作例 · 標準
休日のショッピングモールは、雑踏でごった返していた。
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駅前は、朝夕のラッシュアワーにはすごい雑踏になる。
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彼は、雑踏の中をかき分け、目的地へと急いだ。
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