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戒壇

かいだん
名詞
1
標準
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文例 · 用例
そして伝教大師は、この戒壇には日本国民残らず全部を登壇授戒せしめて、一挙に民族精神の作興を企図されたのですが、南都の旧套仏教家の妨害に遭って、生前にはその官許を得られませんでしたが、死後、比叡山にこの授戒は行われたのであります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
しかし弘法大師における灌頂は、伝教大師における戒壇ほど主力なものではなくて、弘法大師の得意とするところは、あらゆる真、善、美、の形式をまず人々に与えて、理想の匂いを感覚より浸み込ませ、現実に含める理想の価値をところを換えず即座に見出させようとする教法であります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
善光寺の戒壇めぐり、その話を虎之助君はよくKにしてきかせた。
田山録弥 田舎からの手紙 青空文庫
又しても山門と三井寺の闘諍、思えば思えば浅ましさの極みじゃ」 叡山と三井寺の不和は多年の宿題で、戒壇建立の争いのためには三井寺の頼豪阿闍梨が憤死して、その悪霊が鼠になったとさえ伝えられている。
岡本綺堂 玉藻の前 青空文庫
されど二月堂の清水の舞臺めきて、三十三番札所の一に列なれるこそ、この地の人も名所とはもてはやせ、この堂をば、見物人にも案内せんとは思ひたらず、こゝを出でゝ戒壇堂へと車夫に命ずれば、やうやうに尋ねあてゝ、「アンタほりものしやはる方ですか」と問ひしも、可笑しき誤ながら理ぞかし。
内藤湖南 寧樂 青空文庫
そのときに本化上行が再び世の中に出て来られ、本門の戒壇を日本国に建て、日本の国体を中心とする世界統一が実現するのだ。
石原莞爾 最終戦争論 青空文庫
日蓮聖人の教義は本門の題目、本門の本尊、本門の戒壇の三つであります。
石原莞爾 最終戦争論 青空文庫
題目は真っ先に現わされ、本尊は佐渡に流されて現わし、戒壇のことは身延でちょっと言われたが、時がまだ来ていない、時を待つべきであると言って亡くなられました。
石原莞爾 最終戦争論 青空文庫
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戒壇(かいだん)とは、仏教用語で、戒律を授ける(授戒)ための場所を指す。

出典: 戒壇 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0