菌類
きんるい
名詞
標準
fungus
文例 · 用例
この瓦斯は酸素の変形したもので非常に酸化力が強く、黴菌類はこれに遇えば皆死んでしまう。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
動物の中の原生動物と植物の中の細菌類とは殆んど相密接せるものである。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
一種の菌類が発光するのだという。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
最後に和田垣博士の『兎糞録』はまだ拝見せぬが兎糞には種々珍しい菌類を生じ予も大分集め図説を作りある。
— 兎に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
同時に額がしっとりとした湿気にひたっているように思われ、腐った菌類の独得の臭いが鼻をついてきた。
— THE PIT AND THE PENDULUM 『落穴と振子』 青空文庫
あれは二十四時間以内に発生し枯死するのをもっとも普通の特徴としている多くの菌類のなかの一種だということを、彼に教えてやらなければならないんだろうかな?
— 『モルグ街の殺人事件』続編 『マリー・ロジェエの怪事件』 青空文庫
因ってこの一つの名もて、白井博士に報じ、その近出に係る『訂正増補日本菌類目録』四八五頁に録された。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
いずれも、生態が菌類に酷似た密生草で、野馬群住する地に産するから馬精より生ずといわれ、菌と等しく発生が甚だ暴かだから無夫之婦などに名を立てられたのだ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
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菌類(きんるい)とは、広義には細菌類、卵菌類、変形菌類及び真菌類を指し、狭義には真菌類を指す。本稿では主に狭義の菌類(真菌類)について扱う。真菌類は、キノコ・カビ、単細胞性の酵母、鞭毛を持った遊走子などの多様な形態を示す真核生物であり、菌界 に分類される生物群である。大部分の菌類は、外部に分解酵素を分泌して有機物を消化し、細胞表面から摂取する従属栄養生物である。
出典: 菌類 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0