早成
そうせい
名詞名詞-の形容詞
標準
early completion
文例 · 用例
併し太都夫の戀は最早成功の道はないけれど、眞奈の望みは殆んど成功して居る。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
硯友社の異宗門たる私は『我楽多文庫』の前世紀の歴史については何も知らないが、第一号の思案の巻頭の辞に由ると、五カ年以前狂文の羽檄を四方に飛ばして同好の勇士を狩集めとあるから、私が初めて絵双紙屋の店先きで巨頭の青年思案外史の博覧に驚かされた頃には最早成立していたのだ。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
家のものは皆|屋外へ遊びに出し、門の戸は閉め、錠は掛けて置いて、たった独りで二階に横に成って見るような、そうした心持には最早成れなかった。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
もし偏重偏輕にして互性の實を擧ぐること出來ないとなれば最早成立を許さない。
— 狩野亨吉 『安藤昌益』 青空文庫
もし、家康がいなくなれば、秀吉にとっても、良敵を失うわけで、早成の弊をきたし、決していい結果にはなるまい。
— 第十一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
=瞻今スデニ八歳、聡慧愛スベシ、タダソノ早成、恐ラクハ重器タラザルヲ嫌ウノミ 彼は八歳の児を見るにさえ、国家的見地からこれを観ていた。
— 篇外余録 『三国志』 青空文庫
雨になったのでいっそうせいてやってるようすである。
— 伊藤左千夫 『告げ人』 青空文庫
そうせいと言い付けたのもみんな意地悪い嫁子の指し図だったのであります。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
作例 · 標準
彼は子供の頃から大人びた言動が目立ち、周囲から早成の神童と呼ばれていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
その品種の米は早成で、他の農家よりも一ヶ月早く収穫できるのが強みだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
早成の作家としてデビューした彼女だが、その後はスランプに苦しむ時期が続いた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview