亡状
ぼうじょう
名詞
標準
discourtesy
文例 · 用例
」 隼 五十三 一言亡状を極めたにも係わらず、英臣はかえって物静に聞いた。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
かくて前後七回遠路を召喚されしも、今に方つかずと、神社滅亡を喜悦するが例なるキリスト教徒すら、官公吏の亡状を厭うのあまり告げ来たれり。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
この第三条が脳髄衛生学の初め終りで、諸君の持病といってもいい神経衰弱は、要するにこの規約から生まれた病気に外ならない……否……人類の中でも文化民族と自称する者の大部分は現在、この第三条の規約に引っかかって、精神的の破産、滅亡状態に陥りつつあるのだから……。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
前年から今年にかけて、海の彼方の新羅の亡状が、目立つて棄て置かれぬものに見えて來た。
— 釋迢空 『死者の書』 青空文庫
相手が百万石の加賀守では、駅の者も手出しができないで、その亡状に任せているのだなと米友が気取ると、またも歯をギリギリとかみ鳴らしました。
— 流転の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
その奇怪の亡状――上野の山内にまで及んでいるということだ、もはや堪忍が成り難い、当然、目に物見せてやらなければならぬ、近いうち―― こういう問題になると、悪食連の中に、おのずから真剣味が湧いて来ました。
— 恐山の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
彼の横柄な態度は、会議の参加者たちに「亡状」と受け取られた。
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公の場で、礼儀を欠く「亡状」な振る舞いは、非難されるべきだ。
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王は、臣下の「亡状」に激怒し、厳しく叱責した。
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