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暴状

ぼうじょう
名詞
1
標準
an atrocity or outrage
文例 · 用例
革命の先覚者たるかの如くに振舞ふ彼女の暴状を見よ、苦しいことだ。
平出修 逆徒 青空文庫
汚吏の暴状、今や將軍の知る所となりぬ。
大町桂月 宗吾靈堂 青空文庫
北京に在留中から露西亜の暴状を憤って、同志と共にしばしば公使館に詰掛けて本国政府の断乎たる決心を迫った事もあり、予てからこの大破裂の生ずべきを待設けて晴れの舞台の一役者たるを希望していたから、この国交断絶に際して早まって提調を辞して北京を去ったのを内心|窃かに残念に思っていたらしかった。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
どうだこの官憲の堕落と暴状とは……」 手帳!
海野十三 深夜の市長 青空文庫
けれども、徳川の封建的権力がくずれかかった幕末に、日本中に横行した悪浪人の暴状と、相互的な暗殺、放火、略奪に疲れていた町人、百姓、即ちおとなしい人民階級は、ともかく全国的に統一した政権の確立したことに安心した。
宮本百合子 平和への荷役 青空文庫
露西亜人はどの国よりも逸早くこの点に覚醒して平和の解決を望んだので、その目的は極めて善いのですが、惜しいことに適当な指導者を持たなかったために、無知と短気とから不自然な過程を取って、過激派のような暴状を現出するに至りました。
与謝野晶子 三面一体の生活へ 青空文庫
露西亜人の性情と境遇からはああした無茶苦茶な、間違った過程を取らねばならなかったのかも知れませんが、それに由って世界の人間は反対な教訓を受取り、どの国民も決してあの暴状を摸ねようとは考えないのですから、露西亜人は世界人類のために前車の覆轍を示したことになります。
与謝野晶子 三面一体の生活へ 青空文庫
屍体の下半身は、酸鼻とも残虐ともいいようのない、まるで猛獣が獲物の小動物を食い散らした跡のような、眼も当てられない暴状を呈していた。
牧逸馬 女肉を料理する男 青空文庫
作例 · 標準
戦争中に犯された数々の暴状は、歴史に深く刻まれている。
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その悲惨な事件は、人道に対する暴状として世界中から非難された。
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報告書は、紛争地域での残虐行為、すなわち暴状の実態を明らかにした。
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