棒状
ぼうじょう
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #38918 · 青空 12 例
標準
cylinder or rod-shaped
文例 · 用例
蛸はそのとき何やら小さな棒状のものを、海底から拾つては、傍のおそろしく大きな学名マクロシスケス・ピリフヱラといはれてゐる海藻、一つの根で六百六十尺にも達するものその茎の一部へ蛸はしきりに、小さな棒を拾つては、忙がしさうに押してゐるのであつた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
いずれも、傷の末端が、V字型をせずに、不規則な星稜形をなしていて、何か棒状のもので掻き上げたような、跡を留めているのだった。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
いつものように店先に立って見ていると、親爺が二寸角ぐらいの棒状をなした肉を取り出して来て、それを一分ぐらいの厚さに切り出した。
— 北大路魯山人 『猪の味』 青空文庫
四、五寸のものを丸ごと照り焼きにして、皿に盛る際、頭と尾を切り落とし、棒状形にして膳にのぼす。
— 北大路魯山人 『一癖あるどじょう』 青空文庫
雄蘂は多数ありて放大せる花床すなわち花托の下に多数相生じ黄色を呈し、葯の上部は棍棒状の附飾物となって居ます。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
視線は厚みも重さもある棒状のものとなって、目の中へグイグイくいこんでくるし、そこまで意識してしまうと、モチのように宇礼の頭にからみつき、重く突きこみ、こねついて頭全体がその重みだけでつぶれそうになるのであった。
— その七 石の下 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
雪解の水や滝の流れが凍って棒状になっても、それは氷柱であって、雪にはならない。
— 中谷宇吉郎 『雪』 青空文庫
したがって、つぎの歌からも推測されるように、男性が使う撞木型の大きな横杵ではなく、棒状の両端が太く、中央部を握ってつき下す竪杵を使用して、軽くコンコロ、コンコロと長い時間を掛けて、麦をついたものである。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
作例 · 標準
この顕微鏡で観察できるのは、細胞のような棒状の物体だ。
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建築家は、中心に据えるオブジェを、金属製の棒状デザインにした。
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長くて棒状の結晶が、鉱物のサンプルから発見された。
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