機運
きうん
名詞頻度ランク #23082 · 青空 380 例
標準
opportunity
文例 · 用例
この機運に際して老人が我々青年を指導することができなければ、青年が老人を指導しなければならない。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
気が弱いと云はうか、それよりも、まあ、優しい気だてだつたと云つて置かう、わしがS家から逃げておかあさんの処へ向つたのも、自然、親を責めさうな機運を意識して、却つてそこから廻逃したのだな。
— 岡本かの子 『秋の夜がたり』 青空文庫
文学の最初は自然の発生なり、人に声あり、人に目あると同時に、文学は発生すべきものなり、然れども其発達は、人生の機運に伴ふが故に長育するものなり、能く人生を楽ましめ、能く人生に功あるものは、人間に連れて進歩すべき文学なり。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
斯の如く機運は幾度も舞ひ来りて、又幾度も舞ひ去れり。
— 北村透谷 『劇詩の前途如何』 青空文庫
然れど機運既に爰に到れり、少くとも明年は、幾種の脚本の何方よりか現出するは疑ひなからん。
— 北村透谷 『劇詩の前途如何』 青空文庫
子路が再び衛に戻ってみると、衛侯父子の争は更に激化し、政変の機運の濃く漂っているのがどことなく感じられた。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
双方|相俟って、ここに真剣な芸術の研成機運が生まれる。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
今川義元の西進 群雄割拠の戦国時代は一寸見には、徒らに混乱した暗黒時代の様に見られるけれども、この混乱の中に、自ら統一に向おうとする機運が動いて居るのを見逃してはなるまい。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
作例 · 標準
国際会議の誘致に成功し、街を再開発する絶好の機運が訪れた。
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彼は事業拡大の機運を逃してしまい、後にそれを何度も悔やんだ。
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ライバル社の新製品発売が遅れている今こそ、市場シェアを奪う機運だ。
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標準
trend
作例 · 標準
業界全体で環境負荷の少ない素材へと切り替える機運が生まれている。
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彼の著作がベストセラーになったことで、改めて古典文学を見直そうという社会的な機運につながった。
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その企業は時代の機運を読み、いち早くオンライン中心のビジネスモデルに移行した。
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