運勢
うんせい
名詞頻度ランク #14636 · 青空 146 例
標準
fortune
文例 · 用例
運勢でも調べるのですかと問われた。
— 九鬼周造 『外来語所感』 青空文庫
そして、その點でとりわけ物事に縁起を擔ぐ支那人が如何に苦心焦慮するかはいろいろ語られてゐることだが、全く外のことでは如何なる擔ぎ屋でもない僕が麻雀の日となると、その日の新聞に出てゐる運勢が變に氣になる。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
所が、何でも久米正雄夫人自身の懷姙中の運勢の素晴しかつたことは今でも鎌倉猛者連の語り草になつてゐるくらゐださうだが、懷に入つてふとるといふ八卦でもあらうか?
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
いつたい誰でも運勢が傾いてくると、自然とじたばたし出すのは人情の然らしむる所だが、五|段里見※は紙入からお守札を並べ出す、四|段古川緑波はシガアレツト・ライタアで切り火をする。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
毎年大晦日の晩、給金をもらってから運勢づきの暦を買いに出る。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
何しろぴたりと前へ坐ったばかりで、その人の運勢がすっかりわかるんですからね。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
しかもその暦をよく見ると、いい運勢とわるい運勢とが同じ日に幾つも重なり合っていて、相場が上っても下っても理窟がつくようになっているのであったが、それを真剣になって聞いている素人のお客を見ると、トテモ滑稽で気の毒でしようがなかった。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
やはり、明日の運勢の欄あたりを読むのが自然じゃないか。
— 太宰治 『雌に就いて』 青空文庫
作例 · 標準
例句