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旗亭

きてい
名詞
1
標準
restaurant
文例 · 用例
陽春の日に、蒲公英の咲く長堤を逍遥するのは、蕪村の最も好んだリリシズムであるが、しかも都会の旗亭につとめて、春情学び得たる浪花風流の少女と道連れになり、喃々戯語を交して春光の下を歩いた記憶は、蕪村にとって永く忘れられないイメージだったろう。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
我れ少年の日より、常にその河邊を逍遙し、その街路を行き、その小旗亭の庭に遊べり。
萩原朔太郎 氷島 青空文庫
まさか有田の乞食婆の喰っていたあの唐辛子のかかった真赤なうどんと、ポツオリの旗亭のトマトのかかった赤いスパゲッティとの類似のためであろうとも思われない。
寺田寅彦 二つの正月 青空文庫
腹が空つたので旗亭の一つにはひつて晝飯を食つた。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
旗亭ダリコントの熱情の女、アンナ・スラビナの周囲、旅装した中年の三人の外国人が取巻いている。
Love on Drought 恋の一杯売 青空文庫
私が日本を棄てて露西亜語の国、旗亭ダリコントの部屋の隅で、クレオパトラの鼻がクリミヤ半島になる迄の女の歴史、ロシア、火酒、私を陰鬱なものにしてしまう。
Love on Drought 恋の一杯売 青空文庫
こうして街は青々と緑に包まれて私は夜毎旗亭ダリコントに馬車で通った。
Love on Drought 恋の一杯売 青空文庫
ところが、ある夏の日に友人と二人で郊外の某|旗亭へ行ってそこで半日寝ころがって蜩の声を聞きながら俳諧三昧をやった。
寺田寅彦 ラジオ雑感 青空文庫
作例 · 標準
「わあ、こんな立派な旗亭で食事ができるなんて、まるで夢みたいだ!」
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「その古い旗亭は、かつて文豪たちが集った場所として知られている。」
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「いやあ、あの旗亭の板前がつくる出汁は、本当に絶品だったなあ。」
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「ほう、この旗亭は明治時代から続いている老舗なのか。」
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