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桟橋

さんばし異読 さんきょう
名詞頻度ランク #21687 · 青空 826
1
標準
wharf
文例 · 用例
革鞄と毛布と蝙蝠傘とを両手一ぱいにかかえて狭き梯子を上って甲板に上がれば既に船は桟橋へ着きていたり。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
ざまあ見やがれ、鼻血なんぞだらしなく垂らしやがって―― 私は、本船から、艀から、桟橋から、ここまでの間で、正直の処全く足を痛めてしまった。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
―― 私は一つの重い計画を、行李の代りに背負って、折れた歯のように疼く足で、桟橋へ引っ返した。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
すると桟橋をだんだんと船体が離れ出した。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
」 困憊した女記者を尻目にかけて、彼女は一枚の名刺を手渡すと、既に通りかかった車にのると、疲労したからだをクッションに埋めて都会の大桟橋を右に折れた。
吉行エイスケ 女百貨店 青空文庫
次の日のまだ登らないうち立野を立って、かねての願いで、阿蘇山の白煙を目がけて霜を踏み桟橋を渡り、路を間違えたりしてようやく日中時分に絶頂近くまで登り、噴火口に達したのは一時過ぎでもあッただろうか。
国木田独歩 忘れえぬ人々 青空文庫
「俺等が桟橋通りを歩いていたら、天からビラの雨が降ってくるじゃねえか。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
全体、箱根でも、塩原でも、或は木曾の桟橋でも、実際にしろ、絵にせよ、瑠璃を灌ぎ、水銀を流す渓流を、駕籠、車で見て行くのは、樵路、桟道、高い処で、景色は低く下に臨むものと思つて居たのに、繰返していふが、此の密林の間は、さながら流に浮んで飛ぶのである。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
作例 · 標準
船がゆっくりと桟橋に近づき、乗客たちが次々と下船し始めた。
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夕暮れ時の桟橋で、潮風に吹かれながら遠くの水平線を眺める。
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桟橋の先端まで歩いて、そこから海に飛び込むのが子供たちの遊びだった」
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ウィキペディア

桟橋 は、船舶を接岸係留(繋留)して荷役や乗降を行うための施設。係船施設(係留施設)の一種である。英語のLanding pierの訳に重きを置くと、平面的に見て突出した埠頭を広く意味することになり、浮桟橋をも含む。しかし、日本語の「桟橋」は本来は構造上の意味を加味したものをいい、浮桟橋に対して固定桟橋(固定式桟橋)という。

出典: 桟橋 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0