波止場
はとば
名詞頻度ランク #34154 · 青空 521 例
標準
wharf
文例 · 用例
記憶は見知らぬ波止場をあるいてにぎやかな夜霧の海にぽうぽうと鳴る汽笛をきいた。
— 萩原朔太郎 『記憶』 青空文庫
)ぽけっとに手を突込んで路次を抜け、波止場に出でて今日の日の魂に合ふ布切屑をでも探して来よう。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
横浜の波止場で、家族と友人の出迎えを受け、久しぶりで逢いたい顔に逢ったが、ただ一つ逢えない顔があった。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
途中の駅でもまた函館の波止場でも到る処で見送りが盛んであった。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
その後にも海岸の波止場から落ちて溺れかかった事もあった。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
悲しい月夜ぬすつと犬めが、くさつた波止場の月に吠えてゐる。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
たましひが耳をすますと、陰気くさい声をして、黄いろい娘たちが合唱してゐる、合唱してゐる、波止場のくらい石垣で。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
中 佐伯の子弟が語学の師を桂港の波止場に送りし年も暮れて翌年一月の末、ある日源叔父は所用ありて昼前より城下に出でたり。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
作例 · 標準
夕暮れの波止場には、漁を終えた船が次々と戻ってきた。
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波止場で潮風に吹かれながら、遠くの船を眺めた。
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昔、この波止場から多くの移民が新天地へと旅立ったという。
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