時価
じか
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #9765 · 青空 86 例
標準
current value
文例 · 用例
(古本の時価は最初の定価の五倍にもなつて居た。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
破産した人間の土地を値切り倒して、それで時価よりも安く買えると彼は、鬼の首を取ったように喜んだ。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
「清衡朝臣の奉供、一切経のうちであります――時価で申しますとな、唯この一巻でも一万円以上であります。
— 泉鏡花 『七宝の柱』 青空文庫
室咲名花 ダリヤ ………………………………五十銭 シクラメン………………………………五十銭 菊…………………………………………時価 そしてそれより少し上の、恰度私の眼の高さ位のあたりに手首の這入る程の円い穴があけてあって部屋の中を覗けるように出来ていた。
— 渡辺温 『可哀相な姉』 青空文庫
どこの産だとか、時価はどの位だとか、そんな事は一切知らぬ。
— 夏目漱石氏−収入−衣食住−娯楽−趣味−愛憎−日常生活−執筆の前後 『文士の生活』 青空文庫
且初版以後一度も覆刻されなかった故、今日では貴重な稀覯書として珍重されて、倫敦時価一千円以上である。
— 内田魯庵 『灰燼十万巻(丸善炎上の記)』 青空文庫
レイボールドの『米国書目』は米国書目中の貴重書として珍重されて時価著るしく騰貴しているが、此の貴い書目も丸善の誇りの一つであった。
— 内田魯庵 『灰燼十万巻(丸善炎上の記)』 青空文庫
「大分彼等は大風呂敷をひろげたと見えて、おでんやの親爺は未だに彼等を信じてゐて、さつきも建具屋などが這入つてゐたが、これしきの損害なんてお易い御用だ、なにしろあのミヽヅクはロダンの高弟のオーギユスト先生の作で、時価三千円だといふはなしぢやありませんか――だなんて云つて眼をまるくしてゐるんだからね。
— 牧野信一 『心象風景(続篇)』 青空文庫
作例 · 標準
株価は時価によって常に変動するため、注意が必要だ。
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この骨董品は、時価で数千万円の価値があると言われている。
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不動産の時価を正確に把握することは、売買において非常に重要だ。
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時価(じか)とは、経済用語としての市場価格のこと →記事「市場価格」を参照 飲食店などにおける価格表示の様式のひとつ。 - 貴重な生鮮食品など、市場価格(仕入れ値)の変動により売値が定まらない商品に対して用いられる。最も典型的には、寿司屋のメニューにおける「時価」がある。実際の価格は店員に直接尋ねて知ることが出来る場合から、会計を終えてもなお単価が幾らであったのか判然としない場合まで様々である。
出典: 時価 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0