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自火

じか
名詞
1
標準
a fire raging in one's own home
文例 · 用例
その上条が明治十四年に自火で焼けた時、僕も焼け出された一人であった。
森鴎外 青空文庫
これも自火ではなく、和泉町の藤堂邸から燃え出した大火のために類焼の禍に逢ったのである。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
橙に龍という字をかいて、大晦日の晩に縁の下へ投げ込んで置くと、その翌年は自火は勿論、類焼の難にも逢わないと伝えられて、今でもその呪禁をする者がある。
河豚太鼓 半七捕物帳 青空文庫
その五月六日に自火を出して全焼した。
折口信夫 市村羽左衛門論 青空文庫
十五 翌年湯島六丁目の藤屋火事と申して、自宅から出火で、土蔵|二戸前焼け落ち、自火だから元の通り建てる事も出来ませんで、麻布へ越しましたが、それから九ヶ年過ぎますると寛政四|壬子年麻布大火でござります。
三遊亭圓朝 敵討札所の霊験 青空文庫
大正十年頃に自火で焼けて新築してから松竹座になった。
永井荷風 浅草むかしばなし 青空文庫
甲府勤番をやめて上総へ行き、富岡の顔役の家でごろついているころ、すぐそばの町の古手屋から自火を出し、隠居が焼け死んだ事件があった。
鎌いたち 顎十郎捕物帳 青空文庫
自火を出して、難儀をしている人民に因縁をつけて、よけいな苦しみを与えるというのは、不届きやないですか」「太田さん、因縁をつけるというのは、なんのことです」「待ちなさい。
久生十蘭 我が家の楽園 青空文庫
作例 · 標準
隣の家で火事が発生し、危うく自家に延焼するところだった。
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乾燥が続く時期は、自家からの出火に特に注意が必要だ。
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彼は自家からの火事を未然に防ぐため、常に火の元を確認している。
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