不要
ふよう
形容動詞名詞-の形容詞名詞頻度ランク #3999 · 青空 351 例
標準
unnecessary
文例 · 用例
一、芸術家には、認識は不要だなぞとよく云はれる。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
どうも、私の文章の vocabulary は大袈裟なものばかりで、それゆゑ、人にも反撥を感じさせる樣子であるが、どうも私は、「北方の百姓」の血をたつぷり受けてゐるので、「高いのは地聲」といふ宿命を持つてゐるらしく、その點に就いては、無用の警戒心は不要にしてもらひたい。
— 太宰治 『義務』 青空文庫
すべて芸術をみるに、その形状や事実の概念を離れて、直接その内部生命であるリズムにまで触感することの出来る人にとつては、一切の解説や紹介は不要なものにすぎないから。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
「不要……」「不要……」 變にむかつ腹の立つやうな氣持でかう繰り返しながら、うるさく迫つてくる俥引達を振り向きもせずに、更け鎭まつた大通のうす暗い歩道の上を、水島君と私とは俯向き勝ちに歩き始めた。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
さて祭りが済めば芻狗は不要だ。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
前者には機械的な記憶などは全然不要であり、後者には方則も何もなく、ただ無条件にのみ込みさえすればよいように思われるかもしれないが、事実はいうまでもなくそう簡単ではない。
— 寺田寅彦 『数学と語学』 青空文庫
ところが昨年の秋、私は、その倉庫の中の衣服やら毛布やら書籍やらを少し整理して、不要のものは売り払い、入用と思われるものだけを持ち帰った。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
宿の方でも不要心だと思うにちがいない。
— 織田作之助 『秋深き』 青空文庫
作例 · 標準
手続きの簡略化により、この書類への押印は不要となりました。
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会議の資料は事前にデータで共有したので、全員に紙を印刷して配る手間は不要だろう。
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