幻辞.com

汲む

くむ
動詞-五段-マ行動詞-他動詞頻度ランク #38861 · 青空 2183
1
標準
to draw (water)
文例 · 用例
彼の別の句愚に耐えよと窓を暗くす竹の雪 もこれとやや同想であり、生活の不遇から多少ニヒリスチックになった、悲壮な自嘲的感慨を汲むべきである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
井戸からつるべで水汲むのだが、冷してある水瓜にあたらないやうに、つるべ槽を下ろさなければならない。
〔私が貧乏で〕 青空文庫
更くる夜  内海誓一郎に毎晩々々、夜が更けると、近所の湯屋の  水汲む音がきこえます。
中原中也 山羊の歌 青空文庫
温色の興奮を味わい尽した魂が補色残像として冷色のうちに沈静を汲むのである。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
ビーカーに水を汲むのでも、マッチ一本するのでも、一見つまらぬようなことも自分でやって、そしてそういうことにまでも観察力判断力を働かすのでなければ効能は少ない。
寺田寅彦 物理学実験の教授について 青空文庫
初めのうち、清三は夏休み中、池の水を汲むのを手伝ったり、畑へ小豆の莢を摘みに行ったりした。
黒島傳治 老夫婦 青空文庫
槽を使う(諸味を醤油袋に入れて搾り槽で搾ること)時に諸味を汲む桃桶を持って来いと云われて見当違いな溜桶をさげて来て皆なに笑われたりした。
黒島傳治 まかないの棒 青空文庫
京一は、いつも桃桶で諸味を汲む役をやらせられた。
黒島傳治 まかないの棒 青空文庫
2
標準
to pour (into a cup)
3
標準
to consider (feelings, the situation, etc.)
4
標準
to draw upon