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掬う

すくう
動詞-五段-ウ行動詞-他動詞
1
標準
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文例 · 用例
右から左から赤や水色の紫外光線が足元を掬う
岡本かの子 街頭 青空文庫
』と掬うようにして僕を起こした。
国木田独歩 鹿狩り 青空文庫
蓮月の掬う香湯の匂いあたりに薫じ、夜は明け放れる。
岡本かの子 ある日の蓮月尼 青空文庫
その時仮橋ががたがたいって、川面の小糠雨を掬うように吹き乱すと、流が黒くなって颯と出た。
泉鏡花 化鳥 青空文庫
噎ぶのを堪え、涙を飲み落す秀江のけはい――案外、早くそれが納って、船端で水を掬う音がした。
岡本かの子 金魚撩乱 青空文庫
と見ると、恍惚した美しい顔を仰向けて、枝からばらばらと降懸る火の粉を、霰は五合と掬うように、綺麗な袂で受けながら、「先生、沢山に茱萸が。
泉鏡花 朱日記 青空文庫
この度の娘の父は、さまでにもなけれども、小船一つで網を打つが、海月ほどにしょぼりと拡げて、泡にも足らぬ小魚を掬う
泉鏡花 海神別荘 青空文庫
とんとんとんと笊を拍子で、スッと掬うと、また腰を使う、右を見たり左へ傾いだり、眼を剥き、でんぐり返すと、そのまた、反頤を突き出し、突き出し、またひょくりとやる。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
作例 · 標準
川の水を両手で掬って、顔を洗う。
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砂浜で砂を掬うと、指の間からサラサラとこぼれ落ちた。
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水面に浮かぶ花びらを、網でそっと掬い上げた。
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