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酌む

くむ
動詞-五段-マ行動詞-他動詞頻度ランク #41755 · 青空 525
1
標準
to pour (sake)
文例 · 用例
前に夕顔棚ありて下に酒酌む自転車乗りの一隊、見るから殺風景なり。
寺田寅彦 半日ある記 青空文庫
(酒を酌む)ととととと。
泉鏡花 多神教 青空文庫
一は成功の余沢を広く他に及ぼし、一は未だ広く余沢を及ぼさぬと云うに過ぎぬ、俳句はその流れを酌む人が多いから偉大で歌はその流れを酌む人が少いから注意に価せぬとはあまりに浅薄なる批評眼と云わねばならぬ。
伊藤左千夫 正岡子規君 青空文庫
たしか五つの漢文字であつたが、うろ覚えだから誌すのは遠慮しておくが、私がその意味を問ふたら、これは、斯うして小さな一つのひしやくを持つて、一杯の湯を酌む――が、この一つの小さなひしやくを持つて酌んだ一杯の湯は、即ち一杯の宇宙を酌んだものである――と云ふやうな意味のことを説明された。
牧野信一 推賞寸言 青空文庫
わたしは、その時も一ト月あまりも彼の屋敷に滞在して製作の助手をつとめ、その後も何故か冬になると、聾者の爺いさんと酒を酌む静けさが慕はれて、遥々と馬に乗つて訪れた。
牧野信一 山峡の凧 青空文庫
老遍路さんと別離の酒を酌む、彼も孤独で酒好き、私も御同様だ、下物は嬉野温泉独特の湯豆腐(温泉の湯で煮るのである、汁が牛乳のやうになる、あつさりしてゐてうまい)、これがホントウのユドウフだ!
種田山頭火 行乞記 青空文庫
われは談理を獨人佛人の流を酌むものに委ねて、みづから「アングロサクソン」の常見を師とせむとするのみ。
森鴎外 柵草紙の山房論文 青空文庫
酌むしを聞候外いたしかたなく候。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
2
標準
to consider (feelings, the situation, etc.)
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