正丁
せいてい異読 しょうてい
名詞
標準
man in good health between 21 and 60 years of age to whom applied various corvee and taxes (under the ritsuryō system)
文例 · 用例
即ち大正丁巳に至つて八十三歳の寿を保つてゐる曾能子刀自である。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
約之と優善とは榛軒の女柏と同庚で、若し大正丁巳までながらへてゐたら、今の曾能子刀自と倶に、八十三歳になつてゐる筈である。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
さらにその後三十余年の寛平年中に清行自身この国の介となった時の調査では、やっと老丁二人、正丁四人、中男三人、都合九人を残すのみとなり、その後二十年にも充たぬ延喜十一年藤原公利が介となった時には、一郷もはや一人の課丁もなくなっていたとある。
— 河原者・坂の者・宿の者・非人法師 『濫僧考』 青空文庫
(正丁、一人前の権利義務全部を担うもの)その母、七十四歳。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
(正丁、戸主に同じ)その妻、三十七歳。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
調は二十一歳以上六十歳以下のいわゆる正丁一人について絹約二丈一尺である。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
正丁一人につき年十日の労働を課するのである。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
なんとも、この名前が恥ずかしく、私は痩せている癖に太宰なぞという喧嘩の強そうな名前を選んで用いているわけであるが、それでも、こんなに気持のせいている時には、思わずふっと、親から貰った名前のほうを言い出してしまうのである。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
作例 · 標準
律令制下では、正丁は租庸調などの税負担を負った。
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村の正丁たちは、道路の補修作業に駆り出された。
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正丁の人口は、国家の労働力と軍事力を示す指標だった。
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