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楊枝

ようじ
名詞
1
標準
toothpick
文例 · 用例
いなとよ、妾は柳は柳なれど、加賀の千代の句近し、おんみは河内の國玉越の里の柳、楊枝にけづりてもなよよかなり。
萩原朔太郎 花あやめ 青空文庫
人を楊枝にし給ひつるよ、とせん方なげなり。
萩原朔太郎 花あやめ 青空文庫
「武士は食わねど高楊枝」の心が、やがて江戸者の「宵越の銭を持たぬ」誇りとなり、更にまた「蹴ころ」「不見転」を卑しむ凛乎たる意気となったのである。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
ここのところをわが青海流では、死屍水かかずしてよく浮くといって、平泳ぎのこころだ」「それは、よくおとうさんがおっしゃる、あの渾沌未分の兄弟か何かなの」 小初は食後の小楊枝を使いながら父親を弥次った。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
※リットルのビールを二杯注文して第一杯はただひと息、第二杯は三口か四口に飲んでしまって、それからお皿に山盛りのチキンライスか何かをペロペロと食ってしまった、と思うともう楊枝をくわえてせわしなく出て行った。
寺田寅彦 破片 青空文庫
歯磨|楊枝をくわえた人、犬をひっぱっている人、写真機をあちらこちらに持ち廻って勝手に苦しんでいる人、それらの人の観察を享楽しているらしい人、そういう人達でこの美しい朝の広場はすっかり占領されていた。
寺田寅彦 雑記(1) 青空文庫
飯を食ってしまって、半七は楊枝をつかいながら縁先に出ると、狭い路地のかさなり合った庇のあいだから、海のような碧い大空が不規則に劃られて見えた。
奥女中 半七捕物帳 青空文庫
それがちょっとつま楊枝の先でさわってもすぐこぼれ落ちるほど柔らかい海綿状の集塊となって心核の表面に付着し被覆しているのである。
寺田寅彦 小爆発二件 青空文庫
作例 · 標準
食事の後には、必ず楊枝を使って歯の間に挟まったものを取る。
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楊枝で刺した団子を、美味しそうに食べた。
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彼はカバンから楊枝を取り出し、口に咥えた。
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2
標準
skewer (used to cut and hold sweets served at a tea ceremony)
作例 · 標準
茶道では、和菓子を切るために特別な楊枝を使う。
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楊枝を使って、繊細な和菓子を上品に味わった。
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菓子の横に添えられた楊枝は、竹でできていた。
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3
標準
toothbrush (orig. made from a thin willow branch frayed at one end)
作例 · 標準
昔の人は、楊枝で歯を磨いていたと聞く。
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この絵には、楊枝で歯茎をマッサージしている女性が描かれている。
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歯ブラシが普及する前は、楊枝が歯磨きの道具として使われていた。
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