竹串
たけぐし
名詞
標準
bamboo skewer
文例 · 用例
――かば焼もむかしは鰻の口より尾の方へ竹串を通して丸焼きにしたること、今の鯰このしろなどの魚田楽の如くにしたるよし聞き及べり。
— 岡本綺堂 『魚妖』 青空文庫
大きいのは三寸位の本物の沙魚やドンク(ダボハゼの方言)の二三十位から、一寸にも足らぬハラジロの無数を、一々切出小刀で腹を割いて一列に竹串に刺し、行燈型の枠を取付けた白角い七輪のトロ火で焙り乾かして、麦稈を枕大に束ねて筒切りにしたホテというもの一面に刺して天日に乾かす。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
其棚には蝮蛇の皮を剥いて干したのが竹串に立てゝある。
— 長塚節 『佐渡が島』 青空文庫
その餅は、團子を平たくつぶしたるが如きものを竹串に刺し、之に田樂を添へたり。
— 大町桂月 『春の筑波山』 青空文庫
この竹串から脱れる方法は、竹串の腐るのを待つより手段がなかった。
— 横光利一 『スフィンクス(覚書)』 青空文庫
渚近い漁師の家では、女や子供たちが三々五々群れていて、生鰯を竹串につきさしていた。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
竹串にさされた生鰯が、むしろの上にならんで、雨あがりの薄陽がその上に銀を散らしている。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
渚近い漁師の家では、女子供が三々五々群れて、生鰯を竹串につきさしていた。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
作例 · 標準
焼き鳥を竹串に刺する作業は地味だが、火の通りを均一にするためには重要だ。
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団子を竹串に刺して、炭火の上で香ばしく焼き上げた。
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料理に竹串を刺してみて、中まで火が通っているかを確認する。
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