不斉
ふせい
名詞名詞-の形容詞
標準
irregularity
文例 · 用例
「中国人、不斉心、日本鬼、逞野心。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
これ固と種々なる原因の存するものなるべしといえども、製作品の不斉一なると、品質の粗悪なるとは、けだしその主なるものなるべきなり。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
しかしてその不斉一その粗悪なるは、その製出者と営業者とに徳義心を欠くが故なりというも可なり、鑑みざるべけんや。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
呼吸の数が不斉になり、頬の赤みが増してくる。
— 豊島与志雄 『生あらば』 青空文庫
瓜の色は鮮かな黄色で大小不斉な緑色の斑点が疎らに散布せられており、瓜の膚は固くかつ極めて滑沢である。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
グリシン以外のすべてのアミノ酸は不斉炭素原子を持っていて、自然の種類には光学異性体のうちの1つだけが存在する。
— THE DYNAMIC STATE OF BODY CONSTITUENTS (1942) 『生体構成物質の動的状態』 青空文庫
姓は※(ふく)、名は不斉(ふせい)、子賤はその字。
— 下村湖人 『現代訳論語』 青空文庫
「強直性のケイレン、よだれ、脈搏の極度の不斉」 と、図鑑に書いてある通り、全く正視に堪えなかった。
— 野村胡堂 『胡堂百話』 青空文庫
作例 · 標準
この分子は、中央に不斉炭素原子を持っている。
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結晶構造の不斉が、その物質の特殊な光学特性を生み出している。
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彼はアミノ酸の不斉合成に関する研究で、世界的に知られている。
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