蔵元
くらもと
名詞頻度ランク #22416 · 青空 105 例
標準
brewery (sake, soy)
文例 · 用例
「……ア……アノ蔵元屋どんの墓所の中で……シ……島田に結うた、赤い振袖の女が……胴中から……離れ離れに…ナ……なって……」「ゲッ……島田の振袖が……フフ振袖娘が……」「ハ……ハイ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
今朝、早よう……孫の墓へ参りました帰り途に、裏通りを近道して、祇園町へ帰ろうと致しましたれば……あ……あの桃の花の上がっておりまする、蔵元屋の……お墓の前で……」 すこし落着きかけた婆さんの歯抜け※が又もガタガタ言い出した。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
「ワワワ……ク……蔵元屋の……お……お……お熊さんが……ワワワワ……これは……」 と尻餅を突いたまま悲鳴を揚げた。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
欝蒼とした欅、榎、杉、松の巨木に囲まれた万延寺裏手の墓地外れに一際目立つ「蔵元|家先祖代々之墓」と彫った巨石が立っているのが、木の間隠れに往来から見える。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
……」「蔵元屋の一人娘たい」「ゲッ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
あの……蔵元屋の……アノ博多小町……」 そんなヒソヒソ話が急に途切れて皆、一時にバラバラと逃出しそうな身構えになった。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
蔵元屋の御寮さんが見えた。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
誰がした事かいなあッ……」 その声は、さながらに腸を絞る悲痛な声に変って、涙と一緒に迸るのであったが、しかし蔵元屋の主人は、やはり眼も口も開かなかった。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
作例 · 標準
この銘酒を生み出した蔵元を訪ねて、酒造りのこだわりや歴史について話を伺った。
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蔵元から直送された出来立ての生酒は、フレッシュな香りとキレが格別だ。
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地域の蔵元たちが協力して、新しい地酒のブランドを立ち上げることになった。
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標準
warehouse overseer
作例 · 標準
江戸時代の蔵元は、諸藩の年貢米などを管理・販売する非常に重要な役割を担っていた。
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蔵元としての信用を失えば商売の存続に関わるため、彼は帳簿の管理を徹底した。
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蔵元と商人が密に連携することで、江戸の町への物資の流通が円滑に行われていた。
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ウィキペディア
蔵元(くらもと)とは、室町時代の質屋や江戸時代、蔵屋敷で商品の売買を代行し、蔵物の出納を行った商人のこと。本記事で詳述。 酒・醤油・味噌・酢といった醸造品の製造元をいい、オーナー家を指す総称。夏でも適当な冷気と湿度を必要としたため土蔵が必要であり、「蔵元」の語源はこの辺にあるとされている。酒造り・醤油造りには適当な菌を必要とし、それによって蔵ぐせ、醸造元の独特の香りや風味がでる。
出典: 蔵元 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0