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巻纓

けんえい異読 かんえい・まきえい
名詞
1
標準
rolled tail (of a traditional Japanese hat)
文例 · 用例
無紋の袍に灰色の下襲で、冠は喪中の人の用いる巻纓であった。
源氏物語 青空文庫
また『太平記抄』慶長十五年作二十四巻、巻纓の老懸の註に、老懸とは下々の者の鍋取というような物ぞと見え、寛永十九年の或記に浅黄の指貫、鍋取を冠り、弓を持ち矢を負うとあり。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
そのために顔がいっそうはなやかに引き立って見えるのを、女房たちは楽しんでながめている所へ、源宰相の中将が、これも鈍色の今少し濃い目な直衣を着て、冠を巻纓にしているのが平生よりも艶に思われる姿で訪ねて来た。
藤袴 源氏物語 青空文庫
作例 · 標準
宮中行事に出席する役人は、巻纓の冠を正しく着用しなければならない。
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時代劇の衣装合わせで、巻纓の角度が少し曲がっていると指摘された。
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絵巻物には、巻纓を風になびかせて馬を走らせる貴族の姿が描かれている。
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