献詠
けんえい
名詞動詞-サ変
標準
poem offering
文例 · 用例
この神聖な宗教上の儀式である御歌会は、元は、男女が両側に分れて、献詠したものであらう。
— 折口信夫 『古代人の思考の基礎』 青空文庫
それゆえに都鄙雅俗というがごとき理由もない差別標準を、みずから進んで承認する者がますます多く、その結果として国民の趣味統一はやすやすと行われ、今でも新年の勅題には南北の果から、四万、五万の献詠者を出すような、特殊の文学が一代を覆うことになったのである。
— 柳田国男 『雪国の春』 青空文庫
作者がぜひとも一段とえらい人、秀でた才能を持つ人なることを要せず、新年の勅題に向かって何万の献詠あるごとく、歌人、俳人、短篇小説家という者が、ほとんど地方の青年の数だけもあって、彼らは単に有名と無名との差別だけを、真剣になって争っているという現在の日本風も、これで始めて少しばかり説明が付くのである。
— 柳田国男 『雪国の春』 青空文庫
作例 · 標準
神社の例大祭に際し、地元の愛好家たちが自慢の短歌を献詠した。
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平和への願いを込めて、戦没者慰霊祭で詩の献詠が行われた。
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彼女は毎年、秋の歌会始で美しい和歌を献詠している。
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