高声
こうせい異読 たかごえ・こうしょう・こうじょう
名詞形容動詞
標準
loud voice
文例 · 用例
そしてその星に向つて、「ヤイ/\いくさに負けて、くやしいだらう」とやゝ高声に変なフシをつけて叫んだ。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
が、その感じが貝原の小初を呼び立てる高声に交り合ううち、両方から同時に受ける感じがだんだんいまわしくなって来た。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
貝原の高声もうるさくなった。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
三 界隈の景色がそんなに沈鬱で、湿々として居るに従うて、住む者もまた高声ではものをいわない。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
また別なとき同じ食堂でこのかいわいの銀行員らしい中年紳士が二人かなり高声に私にでも聞き取れるような高調子で話しているのを聞くともなく聞いていると、当時の内閣諸大臣の骨相を品評しているらしい。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
そして私を見てずいぶんな高声で言ったのです。
— 宮沢賢治 『谷』 青空文庫
そう思うております故、あれから毎晩、腰から下、血だらけになった娘のお熊が枕上に立ってサメザメと泣きまする』とか何とか言うて高声を立てて泣き崩れたとか言う話じゃが……」「ふうむ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
」 またしてもこの高声、はっとしたらしく袖を翳して、若い妓は隠れたそうに、「内証なのよ、ねえ、後生よ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
作例 · 標準
静かな図書館の中で、突然子供の高声が響き渡り、周囲の人が一斉に振り向いた。
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応援団長は高声を発して、選手たちに熱いエールを送り続けた。
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「おーい!」と高声で呼ぶと、遠くにいた友人が気づいて手を振ってくれた。
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