小声
こごえ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #19646 · 青空 2168 例
標準
low voice
文例 · 用例
」そう小声で尋ねて、妹から手紙を受け取る私の指先は、当惑するほど震えていました。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
彼はそれを酒ぶとりであると言って、こうからだが太って来ると、いよいよ危いのだ、と小声で附け加えた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
「じゃあ、僕は失敬するよ」佐竹は小声でそう呟き、金側の腕時計を余程ながいこと見つめて何か思案しているふうであったが、「日比谷へ新響を聞きに行くんだ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
おい、」と二番目の姉さんを小声で呼んで、「お前のところに、モオニングがあったろう。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
」 祖母が余程小声で言つた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
すじ向いに座を構えたまうを帽の庇よりうかゞい奉れば、花の御かんばせすこし痩せたまいて時々小声に何をか物語りたまう双頬に薄紅さして面はゆげなり。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
女は男の顔を見て、小声乍らあつと叫んで男の方へ立ちそびれました 男も女の顔を見て、あつと同時に同じやうに云ひました。
— 岡本かの子 『恋愛といふもの』 青空文庫
その背後に立っていたのは、この未亡人の二人の娘で、とうに他家に嫁いで二人ともに数人の子供の母となっているのであるが、その二人が何か小声で話しながら前に腰かけている老母の鬢の毛のほつれをかわるがわるとりあげて繕ってやっている。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(2)』 青空文庫
作例 · 標準
「あそこにいる人、どこかで見たことない?」と彼女は小声で囁いた。
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図書館の中では、誰もが他人の迷惑にならないよう小声で話している。
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彼は怒りを抑えるように、低く、しかしはっきりとした小声で警告した。
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