後世
ごせ
名詞頻度ランク #12130 · 青空 2046 例
標準
the next world
文例 · 用例
迸出の新鮮さといふ点からいふも、美の美しさといふ点からいふも、彼女の詩は後世が呼んで『純粋状態』の詩といふものに該当してゐる。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
後世、彼等の作品が手法を解放したといふ位の事は考へられるであらうが、それ以上のことが考へられようわけはない。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
当時十八才のヂェラルド・ド・ネルヴァル――後世狂詩人として知られた男と――アドリンは図らずも一緒に踊ることとなつた。
— 中原中也 『ヂェラルド・ド・ネルヴァル』 青空文庫
蕪村の価値が、初めて正しく評価され、その俳句が再批判されたのは、彼の死後百数十年を経た後世、最近明治になってからのことであった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
比叡、愛宕、葛城、鈴鹿、大江山――当時はその名さえ無かったのだが、便利のため後世の名で呼んで置く――山ほどの山で翁のこどもの棲付かぬ山もなかった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
かくのごとき見解と期待との相違より生ずる物議は世人一般の科学的知識の向上とともに減ずるは勿論なれども、一方学者の側においても、科学者の自然に対する見方が必ずしも自明的、先験的ならざる事を十分に自覚して、しかる後世人に対する必要もあるべし。
— 寺田寅彦 『自然現象の予報』 青空文庫
薄命なりし明治の詩人啄木は、此の詩集の如き意味に於て作られた歌に依て、明かに後世に解せられるであらう。
— 伊藤左千夫 『『悲しき玩具』を読む』 青空文庫
それ故、奈良朝において同音を表わした「伊」「以」「移」等の一類は後世の仮名「い」に相当し、「毛」「母」「慕」等の一類は後世の「も」に相当するのである。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
作例 · 標準
彼は後世の安寧を願って、善行を積んだ。
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後世まで語り継がれるような偉業を成し遂げたい。
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祖母は、後世で家族に会えることを信じていた。
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