曠世
こうせい
名詞名詞-の形容詞
標準
unparalleled
文例 · 用例
ここに少憩して付近の勝を探ぐり、はるかに左方|春日山の城跡を仰おいで、曠世の英傑上杉|輝虎の雄図を偲び、夕陽斜めに北海の怒濤を照すの夕闇に、潮鳴りの物凄き響きをききつつ、直江津の町へ入った。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
那破崙は曠世の英雄である。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
かかる曠世の尤物を無窮に残し拝ますはアの筆のほかにその術なしとあって、その装束を脱いだ体を画かしめた。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
「蛇は寸にしてその気を現わす」、「考えておった」の一言は、ベンサムの曠世の碩学たる未来を語ったものである。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
流石に曠世の驕児入道相国が、六十余州の春をして、六波羅の朱門に漲らしめたる、平門の栄華も、定命の外に出づべからず。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
而してトロイやミケーネに、櫛風沐雨苦樂を共にして、遂に曠世の大發見を成就せしめたのは、實にアゼンス名家出たるソフィヤ(Sophia Engastronenas)夫人であつた。
— 濱田耕作 『シュリーマン夫人を憶ふ』 青空文庫
けだし改革先達の諸氏もとより曠世の人物なりといえども、その活眼卓識に至りては、多く横井|小楠翁の右に出ずるものを見ず。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫
これを破却するは曠世の天才にして初めて為し得るのである。
— 永井荷風 『十日の菊』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、曠世の天才数学者として、十代のうちに数々の難問を解き明かした。
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十年に一度と言わず、曠世の美男子として語り継がれるほどの容姿の持ち主だ。
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平和への貢献を認められ、彼は曠世の英雄として国民から熱烈な歓迎を受けた。
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