盤上
ばんじょう
名詞名詞-の形容詞
標準
on the board (shogi, go, etc.)
文例 · 用例
」 と一処に団まるから、どの店も敷物の色ばかりで、枯野に乾した襁褓の光景、七星の天暗くして、幹枝盤上に霜深し。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
道は碁盤上の線道なり、明徳は即ち正直也。
— 幸田露伴 『囲碁雑考』 青空文庫
等しく生計を立つるが為めなりと雖ども、然も彼の業は、かの算珠盤上に心転々し、没索たる生活に日夕を埋めて、四時の発落さへも知らぬが如き非興のものに非ず。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
赤土の乾きが眼にも止まらぬ無数の小さな球となって放心したような広い地盤上の層をなしている。
— 岡本かの子 『かの女の朝』 青空文庫
何時しか壁も灰色に一室はけぶり、盤上の牡丹花ひとつ血のいろに浮び爛れて、散るとなく、心の熱も静寂の薫に沈み、卓の上|両手を垂れて瞑目れば闇はにほひぬ。
— 北原白秋 『第二邪宗門』 青空文庫
夜の八時頃、一人で棊譜を開いて盤上に石を並べている父に、紅茶を運んで行ったときにも、父は二言三言瑠璃子に言葉をかけたけれど、書状のことは、何も云わなかった。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
盤上に並んでいた黒白の石は跳び散って、その二、三は丹後の顔を打った。
— 菊池寛 『忠直卿行状記』 青空文庫
なにか現実感がないまま、慶一は令子にむかって足を踏みだし、頭のなかで、ギターコードを鍵盤上に展開した。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
作例 · 標準
囲碁の対局では、盤上の石の配置が勝敗を左右する。
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将棋の盤上には、それぞれの駒が役割を持って配置されている。
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盤上の戦いは、思考力と戦略が試される奥深い世界だ。
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