譚歌
たんか
名詞
標準
ballad
文例 · 用例
曲は、露西亜の国民音楽家の一人として名高いボロディンの譚歌だった。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
曲は、露西亜の国民音楽家の一人として名高いボロディンの譚歌だつた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
ある名高い大根役者が来て、天国的なオルガン伴奏につれて、神秘なる譚歌をおごそかに吟じた。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
即興曲の中わけても「幻想即興曲」の甘美さ、円舞曲のうち「華麗円舞曲」の雄麗さ、「円舞曲|嬰ハ短調」の幽婉さ、二十四曲の練習曲、四曲のスケルツォ、三曲のソナタ、四つの譚歌、哀れ深き夜曲の数々、二十四の前奏曲、十数曲のポロネーズ、夥しきマズルカ、――数え来るとショパンの作品は際限もない。
— 野村胡堂 『楽聖物語』 青空文庫
「フランソワ・ヴィヨンによる三つの譚歌」は晩年の作で同じく光沢を消した地味なものだ。
— 野村胡堂 『楽聖物語』 青空文庫
T「先生、昨夜 何処へ行ったんかね?
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
T「何とかかんとか 言ってて先生 早い事……」 「早い事いっちまったんかな」と言い乍ら半次は去る。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
お前本当に偽札をこしらえたんか?
— 黒島傳治 『穴』 青空文庫
作例 · 標準
吟遊詩人が竪琴を弾きながら、英雄の冒険を歌った譚歌を披露した。
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この物語詩は、中世ヨーロッパの古い譚歌を現代風にアレンジしたものだ。
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哀愁を帯びた譚歌の旋律が、静かな夜の城内に響き渡った。
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